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2005年08月31日

企業投資って難しくもあり勉強になります。。

企業投資って本当に難しいです。

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企業が持つビジネスモデルや知的財産また、将来的なポテンシャルなど判断して投資をしなければならない。

先月、2〜3年後に上場を目指す企業に、とある上場企業社長とその会社に投資をした。
その会社の社長は、大変頭がよく技術上がりの社長です。
(以下、面倒くさいので、C社といいます。。)

C社社長は、初回の資本額を6千万円でスタートしました。
投資家は、私含めて5名・・。その後、20分割の予定で進んでいたんですが、その特許価値を試算してもらうために、例の特許事件で有名になった「青色発光○」の特許で資産価値を出していただいた、ベンチャーラボという会社に依頼して積算してもらったところ「100億」の価値がでた・・・
(私も書類を見ましたが、本当でした・・・(^。^;))

そこで、C社社長は何を思ったのか、70分割というものすごい価格を打ち出し株主総会で決議し、次の投資企業やベンチャーキャピタルとの交渉で、大変苦労しております。。
(将来性や期待性や特許価値ではないということですね。。それでも、7億は集まったようですが・・)

私は、今までの投資の中では、かなり大きな事業ですが、その会社の社長の事業基盤や方向性、事業計画のほかに、「志」が必要と思う。

ある程度の常識の範疇で物事を進め、事業の途中段階で勢いづいたら大きく分割する方法でもよいのでは・・・・っと思うばかりです。
事業自身が途中まで進んで、過去の進むべき道を誤り、取り返しのつかないことになってしまうと、後戻りできませんからね。。社長とは、そのときこそ慎重に冷静に判断すべきと思いました。

特許価値は、100億と出たが事業そのものやその特許を売却する金額が100億ではなく、市場性を含めた特許価値ということを理解いただきたいものです。。
その価値を判断するのは、「消費者(お客様)」ということですね。。

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投稿者:やすおat 14:34| 日記 | コメント(0) | トラックバック(0)

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